メッシとネイマールの差とは
今回のテーマは【メッシとネイマールの差とは】についてのお話したいと思います。
今回は『稼働している日と貢献度』という内容です。
結論から言うと、、、
私はメッシとネイマールの差はケガの差だと思っています。
頭で思い描いているイメージ、ドリブル、パス、ゴール全てにおいて世界の中でもトップクラスなのは間違いありません。
プレーにおいて、、ではです。
2人の幼少期の映像をいくつか見たことはありますが、2人とも上手いのは間違いないのですが、僕個人の意見だとネイマールの方がここから先の可能性は秘めていたのではないかと思っています。
ネイマールもover30となっており(今では膝の怪我で長期離脱中)でメッシはアメリカにいるもののアメリカで今もなお存在価値の光を放っています。
2人の現在の立ち位置はどうか?
ワールドカップを取った事でさらにメッシのGOAT感が強まったことは否めませんが、タイトルや取り沙汰される年俸などは雲泥の差になっているのではないでしょうか?
2人とも試合に出場すれば、活躍しますし、チームの勝利に貢献しているのは間違いありません。
シーズンからすれば小さな1試合ですが、1試合出場の貢献度のコツコツの積み上げ方が、この2人の大きな差になっていると言う事です。
メッシが偉大な選手と言われる一方で、ネイマールは叩かれたりしている節があります。
それは間違いなく、ずっと試合に出続けているかどうか、さらに言うと活躍し続けているかどうか。
ここに関しては、メッシとネイマールで言うとロナウジーニョと一緒に過ごしたことが少し関係しているかなとも思っています。
ネイマールとロナウジーニョも関わった時期はあるかと思いますが、クラブではなく代表での関わりなので、一緒にいる時間や哲学や在り方を学ぶのには代表期間だけでは難しい。
ロナウジーニョも試合に出続けているイメージがあり、雑音もありながら戦っていた選手と私は認識しています。
バルセロナで兄のように慕うロナウジーニョの背中を見て育ち、10番を引き継いだメッシにはブラジルのエースの意志とアルゼンチンのスターであるマラドーナの意志を継いだスーパースターなのだと私は思っています。
メッシの能力とは
昔岩谷さんが言っていた言葉が頭をよぎります。
「メッシは試合でドリブルの練習をしている」
もちろん練習で手を抜いている訳ではないでしょうが、メッシは試合でも練習として出続けていて、加齢とともに責任あるキャプテンマークを纏い、そしてタイトルという国民からの脅迫めいた怨念を自らの力で解き放ちました。
ネイマールは周りの雑音を力でねじ伏せる活躍を見せる時もあれば、やはり都合悪くケガを理由に現実から逃げているように見えてしまいます。
メッシは、出場し続ける事で、悪いパフォーマンスで叩かれても次の試合で挽回したり、雑音をねじ伏せる活躍をこまめにやってきたからこそ、悪い噂やバッドニュースも振り切ってきた。だからあまり悪いニュースが流れているイメージありません。
プロフェッショナルとは何か?
ネイマールは、僕からすると一発屋に近いイメージです。
大きな活躍で賞賛される時もあるが、結果が出ないとケガをし現場を離れてほとぼりが冷めるのを待つ。でまた大きな活躍をするという繰り返し。
これでは差がついてくるのも致し方ないかもしれませんね。
トップクラスの話なのでもちろん狙われたりするでしょう。
でも、それはメッシも同じ事が言えます。
国民性なのか、本人の性格や素質なのか。
それは分かりません。
ですが、ネイマールがサントスから出てきた時は本当に心躍る感情を胸に抱いた事を思い出します。
ケガで失った時間は帰ってきません。
ですが、ネイマールの創造性やトリッキーな遊び心あるプレーは大好きなので、早くケガを治してまた沸かせるプレーを見せてほしいなと心から願っております。
名選手はやはり試合に出続けている選手がなっていくものだと改めてここに思います。
真のプロフェッショナルは試合に出続けることも含まれるはずです。
試合に出続けると言うのも一つの才能・能力なのかもしれませんね。