【子どもの成長と喜び】
今回のテーマは【子どもの成長と喜び】についてのお話したいと思います。
今回は『手を出すと喜び半減、手を出さないと喜び倍増』という内容です。
今回は現場の話ではありません。
自分の子供の育てる現場よりお話したいと思います。
【加藤家はユニバーサルスタジオジャパンの良いお客様】
先日夏休みのお盆休みの初日に子供にせがまれて、ユニバーサルスタジオジャパンに行ってきました。
夏休みに入ってから22連勤で、なかなか家族サービスもできずということで連れて行くことに。
この苦しみは、指導者ならお分かりのはず(泣)
さて、加藤家では夏休み前にも行っております。。
子供がSUPER NINTENDO WORLDにどハマりしておりまして、特にコインの音がするハテナボックスを叩きに行くのが大のお気に入りなんです。
暇を見つけては叩きに。
そして、まさにUSJの罠にハマっていますが、SUPER NINTENDO WORLDのアトラクションに連動して、スマホでコインやデータが見れるパワーアップバンドなるものがあります。
#一個3800円也
#子供2人分乙
SUPER NINTENDO WORLDの中で行うアトラクションにはずべてパワーアップバンドが連動しており、中にはパワーアップバンドを持ってないと参加できないものもあります。
つまり、加藤家では子供2人しかパワーアップバンドを持ってないので、保護者2人は参加できないアトラクションが存在するわけです。
【見守ると決める】
USJの中の説明はこれくらいにして。。
今回お話ししたい内容は、その私たち保護者が参加できずに見守るしかないアトラクションの話になります。
数あるアトラクションの中で、最も難しい(私たち(親)の主観)アトラクションがあるんです。
内容は、大きな映像パネルに裏表が入れ替わる細かいパネルが映し出され、全て同じ色のパネルに時間内に返し続けるというアトラクションです。
肌感覚では、大人2名でも難しいアトラクションです。
実際に加藤家の娘(8歳)と息子(5歳)は2回チャレンジしたものの、あえなく撃沈。
『難しいねぇ』
『もう一回行く?』
『行く!!』
2回目撃沈の後にも関わらず、クリアしたい!という気持ち全開で答えたので、また並ぶことにw
#計40分は並んだw
3回目に並んでいる時に、保護者の2人(奥様と)ヒソヒソ話を、、
奥様「次、違反しちゃうけどちょっと手伝う?」
自分「そうやなぁ、でもバンド持ってないから、気が引けるけども・・」
奥様「従うか。。」
自分「ルールはルールやし、手伝うならバンド買えという話やから、手は出さんとこ」
奥様「一応3回目ということはスタッフにアピールしよう」
ということで、見守る役をやり切ることに決めました。
さぁ、自分達の番が回ってきました。
私がすかさず「これ3回目のチャレンジなんです!!」
保護者としての役目を終え、見守ることに。
贔屓目に見ても、スタッフの方もお手伝いしてはくれていましたが、そこまで大人が介入したというほど手伝うことなく最後の最後で全部同じパネルにめくることに成功したんです。
他のお客様がいる中で、恥じらいが普通はある私です。
が、気が付いたら子供と同じようにできたことを喜んでハイタッチをしていました。
【手出し無用】
暑い中、7時30分アーリーオープンから帰る20時まで、子供たちの集中力に驚かされながらも帰路へ。
帰りの車の中で、奥様と振り返りをする中で、あのパネルのアトラクションの話に。
「あれは絶対手伝わない方がよかったな。あれ手伝ってたらあそこまで心から喜ぶことはできなかったと思う」
これが私の口から出た本音でした。
手出し無用
子供の成長を願うなら、手出し無用。
子供の成長を肌で感じたいなら、手出し無用。
子供が考えて、失敗し、さらにできるようになりたいと心から思うと必ず答えを持ってきてくれるということを教えてもらいました。
自分の指導に当てはめても、昔は手出しと言われる類のことをしていたなと反省しました。
あれやこれやと。
それは一体誰のためにやっていたことなのか?
それを思い起こすと、「自分」のためだったのではないかと。
今回も自分達が手伝おうと思った理由はいくつかあったと思います。
「クリアできないだろう」
とか
「また失敗して並ぶんかぁ」
とか
そんな邪な大人の都合が見え隠れしていました。
子供の成長が第一ではなかった部分が顔を出してました。
今回はルールに従って、自分達を自制できたと思ってますw
なので、自分の指導の中にもこういったルールがいくつあるのか。
これも考えるきっかけになっています。
今回は、自分の子供から教えてもらいました。
皆さんには、指導のルールっていくつありますか?