3月16日・17日
セゾンカップ 2022が開催されました。
セゾンカップとは
セゾンカップとは、全国に5箇所あるセゾンの名を背負ったチームが集結し、3年生ラストの大会で、魅力と成長を測る大会として創設されました。
大阪セゾンの2期生から始まったので8回目になります。
2022年度の大阪セゾン
今年の3年生は2名しかいません。
私が大阪セゾンの監督として赴任した時に1年生の学年の選手ですが、当時いた選手ではありません。
そう、彼らは移籍してきた選手達です。
1年次から所属していた訳ではないのですが、セゾンの魅力に惹かれて入ってきてくれた選手達です。
一つ下の選手達は、1年次から生え抜きで育ってきた選手。やりにくい環境であったとは思うのですが、3年の最後まで走り抜けてくれました。
2022年度 大会成績
今年の最終成績は第4位
本予選 東京セゾン 3−0
準決勝 滋賀セゾン 3−6
3位決定戦 岡山セゾン 0−6
本予選の東京セゾンを退けて、準決勝へ
滋賀セゾンに対しては0−3から、3−3まで持ち込みますが、最終局面で地力の差が出てしまい、悔しい敗戦となりました。
最終戦の3位決定戦では、滋賀セゾン戦に全てを注いでしまったため、最後は脆くも大量失点で敗戦となりました。
セゾンカップを振り返っって
今年は3年生が2名とあって、どうやっても参加するには1・2年生の力が必要でした。
今年度には上級生達に対して、食らいついてきた頼もしい下級生です。
最後は地力の差が出てしまいましたが、本当によく戦ったと思います。
力尽きた最終戦はともかく、決勝に行くと意気込んで準決勝の滋賀セゾン戦の巻き返しは心を打つものがありました。
やはりセゾン同士の戦いだけあって、狭い局面と技術の応酬で最後の私達の岡山セゾン戦以外は見応えがある試合ばかりです
3年間何にプライドを持って、何に一番取り組んで、何を表現できるようになったか。その中で1番になりたいという欲求を抱えて大会に挑みます。
卒業大会というだけの名ばかりの大会ではありません。
ただ勝つだけじゃないことにプライドを懸けた戦い。
最後は力尽き、敗戦でしたが、今年のチームは来年の布石も打ちながらよく戦ったと思っています。
来年への約束
終戦後のキャプテンからの言葉にはまたも心を打たれてしましました。
「大阪セゾンのサッカーが好きです。」
この言葉で指導者は救われるのではないでしょうか。
2019年から始まった大阪セゾンの道のりですが、ここまでの大会は全て下級生を含む戦いでした。
今年は一番充実してたと感じています。
今まで引っ張ってきてくれた3年生の2名有り難う。
上級生がいることで、2年生達が天狗にならずに精進できたと思っています。
セゾンの生え抜きではないという環境の中で、最後は大きく羽ばたいてくれたと思います。
また高校のステージで活躍するところを期待してます。
下級生達に残したものは大きい。
来年度は絶対決勝に行き、あのトロフィーを掲げよう。
私が大阪セゾンに来て一つの大きな目標はセゾンカップを獲ること。
来年は今年の3年生と交わした約束を果たそうね。
最後まで見ていただき感謝します。