先日試合した監督さんとの談義中、ふとこんなことを聞かれましてね。。
「私のチームの選手たちのドリブルのタッチの音が気になってねー。」
と。
タッチの音って気にしたことありますか?
タッチの柔らかさや、スパイクのどの辺りで触っているのかとかは細かく気にしてはいたものの、タッチ音に集中して聞いてたことはないなと思い、監督さんとの話は深くなりました。
タッチの音がとても強いと言っておられたので、自分なりにう^^^んと考えまして。
仮説として
グランドの状況が一つの要因として考えた。
普段我々は、少し硬めのグランドで練習している。
今回の試合は、新しめの人工芝。
普段は、転がるグランドなので、選手たちは細かく触っていく時に優しく触っている。
それは、ハードタッチしてしまうと転がるグランドの為、転がり過ぎてしまうのでそうしていく必要がある。
なので、普段の練習でのタッチ音はそこまで気にしてなかった。
それが、今回のグランドは新しめの人工芝のグランドなので、少し芝も立っていて抵抗がある。
いつものタッチだと、いつものスピード感のあるドリブルができない。自分の思っているボールの転がりにならない。
要因としては、選手たちは意識しているもしくは無意識的に、少し触っていくことを変更しているのではないかと仮説を立てて話していました。
普段から
試合について考えることを4つ話しています。
①相手のことを考える
②環境のことを考える
③チームのことを考える
④自分のことを考える
今回は②のことについて、選手が考えたり、または選手自身が調整・アジャストしたのではないかと思われる。
土なのか
土だったら、硬いのか、柔らかいのか
整地されているのか、または試合後のそのままの状態なのか?
ボールは硬めなのか、柔らかめなのか?
拘るなら、ペレーダなのか、ミカサなのか?
天然芝なら
芝が長いのか、短いのか?
濡れているのか、濡れていないのか?
抵抗が強い芝なのか、柔らかい抵抗が少ない芝なのか?
コウライなのか、洋芝なのか?
風は強いのか、弱いのか?
考えないといけないことはたくさんある。
屋外スポーツなので、その変わる環境には敏感でなくてはいけない。
これは指導者も気を配る必要がある。
環境が有利に働くのか、不利に働くのか?
どんなことが起きるのか予測が必要になる。
ちょっとしたことが、勝敗を左右する。
指導者のアンテナももっと張っていかなくては。と感じた試合の風景でした。
最後まで読んでいただき感謝します。